津軽の夏 弘前ねぷた!
桜、ねぷた、歴史的建物、津軽塗、津軽打刃物、津軽料理遺産、弘前フレンチ、日本酒等々、「これでもか〜」という位、魅力が溢れる古都でもあります。
(若い頃は、弘前の良さに気付きませんでした…)
私にとっては約15年振りのねぷた観賞なので、かなり楽しみにしていました。
〜 弘前大学 〜
水滸伝「一丈青奮戦之図」(見送り絵 一丈青)
古巣の職場でもあったので、感慨深い思いで観させていただきました。
囃子方も頑張っています。
こちらは「弘前度転(どってん)太鼓」
津軽剛情張大太鼓が人手不足で出陣断念したのを受け、急遽、8/1,3,5,6の4日間運行。
たたき手を公募し、応募した15人はほとんど初心者とのこと。
公募した団体と応募した15人には拍手を送りたい
けっぱれよ〜
「ヤーヤドー」と力強くゆったりした掛け声とともに前進するねぷた。
久々に観た弘前ねぷたは優雅でありながら、力強さも感じ、成熟された祭りという印象でした。
弘前ねぷたを観ていると、「青森では今日も『ラッセラーラッセラー』とかちゃましく騒いでいるんでしょうね」と、ねぷたが悠然と言っているように思えます。
とてもあずましく過ごした2時間でした。いがったなあ〜
ただ、最近「弘前ねぷたは静かになってしまって寂しい。送りも美人画だけになってしまった。昔はおどろおどろしい絵もあったのに。学芸祭ではない。」という地元の声もあるとのこと。
なかなか難しいものです。
ねぷた観賞でいただいた団扇
祭りの時にもらう団扇はほとんどプラスチック製ですが、きちんと竹で作られています。
団扇と言えども妥協しない、この心意気。弘前は素晴らしい。