杜氏界のマイノリティー、津軽杜氏の意地を飲む 〜特別純米 亀吉〜
1913年(大正2年)創業の酒蔵、?中村亀吉(黒石市)。
「中村亀吉」は当時の当主の名前です
今回のお酒は、その特別純米「亀吉」
和紙のラベルが上品な印象です
今では、6〜7人しかいない津軽杜氏。そのうちの1人、対馬義昭氏が?中村亀吉の杜氏を務めています。
※杜氏:酒造技術に秀でているだけでなく、酒造りに係わる技術者の統括、酒造現場の管理も行う人。(名選手が名監督になるようなものですね。野村克也氏のように)
さて、津軽の酒は、津軽の焼き物「津軽焼」で…
う〜ん、渋い〜
今晩はぬる燗でいただきます
〜以下の感想は個人的なものです〜
香りは、炊き立てのご飯の湯気を強くした感じ。味わいはふくらみのある旨みが口にじゅわーっと広がる。
この香り、味わいなど全体的に昔の酒のような印象だが、ここに時代に迎合しない?中村亀吉の意地を感じる(当方の勝手な推測です)
そして、このお酒、切れがよく、後味があまり残らない。ほのかな旨みの余韻が口に残っている程度なので、どんどん飲んでしまう。
なお、これは冷やよりも、絶対、ぬる燗です
〜感想終わり〜
翌朝起きると、あのほのかな旨みの余韻を求めたくなってしまい…
ほんの一杯だけ飲んでしまいました 妻よ子よ、すまん
亀吉マジック、恐るべし
あどはだりしてまるさげっこだなあ。ぬぐぐなえば、わらしど蔵さいがにゃ〜まいなあ
?中村亀吉
黒石市中町12番地
Tel 0172-52-3361